2012年11月27日火曜日

福島在住の方へ朗報

福島市に市民募金により福島医科大の息のかからない診療所が開院になるらしい。
ちゃんと保険適用で検査してくれるみたいです。


ふくしま共同診療所
この診療所は、福島医科大・山下俊一の息のかかった診療所ではありません。山下俊一が取り仕切る自治体診療所からは独立した、自前の診療所です。妨害を受けるかもしれませんが
保険適用にて、
甲状腺のエコー・血液検査、
放射性物質尿検査等を行ないます。

松江寛人医師
甲状腺検査用の機器の動作を確認する松江寛人医師=福島市太田町のふくしま共同診療所で2012年11月23日午後1時58分、蓬田正志撮影

 東京電力福島第1原発事故に伴う被ばくへの健康不安に応えようと、市民らが募金活動をした「ふくしま共同診療所」が12月1日、福島市太田町に開院する。18歳以下を対象にした県の甲状腺検査用機器も備え、セカンドオピニオンを提供して不安解消を目指す。呼び掛け人の一人で「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の佐藤幸子代表は「住民の心のよりどころになる診療所を目指したい」と話している。
 3階建てビルの1階部分約40坪を改装し、二つの診察室やレントゲン室を設けた。内科と放射線科があり、甲状腺検査もできる超音波診断装置を導入し、希望すれば尿・血液検査なども受けられる。松江寛人・元国立がんセンター病院医師が院長に就き、県外の医師4人も非常勤で勤務するという。

 県の甲状腺検査では、子どもに結節やのう胞が見つかっても大半が2次検査不要と判定され、保護者から「検査結果が分かりにくい」などの声が上がっている。低線量被ばくによる健康不安を抱えている県民も多い。
 診療所は県内外の市民や医師14人が呼び掛け人となり建設委を発足、今年1月から約4000万円の寄付金を集め開院にこぎつけた。70年代に相次いで白血病を発症した広島の被爆2世らが開設した広島市の「高陽第一診療所」をモデルにした。
 チェルノブイリ原発事故では、4〜5年後に小児の甲状腺がんの増加が確認された。松江医師は「放射線の影響が出るとすればこれから。症状は甲状腺だけとも限らず観察が必要だ」と話す。診療は毎週火、木、金、土曜日。問い合わせは同診療所(024・573・9335)へ。【蓬田正志】 

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