ここ最近気がついたガソリンのことについて書きたいと思います。
皆さんは何も考えずハイオクを入れていると思いますが、私ははたしてそれは意味があるのか?と疑問に思っています。
古いハーレーは有鉛ガソリン仕様だったためオクタン価云々よりもバルブシート保護のための有鉛ハイオクだったのかと思われます。
実際今のハイオクは圧縮比11以上で効果があると言われています。
僕はFCRのセッティング時はレギュラーガソリンで走りますがノッキングなど出たことはありません。
よくノッキングが出るという人は低回転でアクセルワイドオープンしてるんじゃ?と考えられます。
ノッキング起こすなら起こさないようなアクセルワークすれば良いと思うのですが。。。
洗浄剤が入ってるからカーボン付き辛いと入れてるって人もいると思いますが、洗浄剤は電子燃料噴射のインジェクターノズルの詰まりを抑制をメイン?にしてるんじゃないかな?と僕は思ってます。
よくスタンドなんかでもハイオクを使っていた車のバルブの写真があってとても綺麗ですが、今のリーンバーンエンジン(希薄燃焼車)では昔の車のようなカーボンは発生しません。
実際ハイオクのみ入れていたエボリューションエンジンを何機か開けましたがカーボンが酷いものが多かったです。カーボン付着においては乗り方にもあると思われますから一概には語れませんが参考までに。
そして一番気になったのは劣化の早さです。
ガソリンが腐って走らないというまではいかないのですが、キックスタート時の始動性の悪さが気になります。
以前入荷のショベルヘッドで症状を診るためにエンジンをかけようも全くかからず。圧縮、火、タイミング、全て大丈夫なのに初爆もなし。
試しに点滴で新しいガソリンを入れて見たら1発でかかりました。
さぞや古い燃料だったのだろうとオーナーさんに聞いてみたら、そのガソリンは1ヶ月前に入れたものだったのです。
そんなこともあってハイオクガソリンは劣化が早い=キックスタートには向かない。
僕はそう思ってます。
月に2度くらいしか乗らず、エンジンなかなかかからないけど、走りにいって途中給油して帰って来るうちに始動性は良くなっているなんてことありませんか?
そんな人は帰って来てガソリンぜんぶ抜いて、それは自家用車などに入れて走りに行く直前に新し物を買ってきて入れてみてはどうです?
それと憶測であまり試せてないのですが、レギュラーガソリンをつねに使うというのもいいかもしれません。レギュラーの方がキックでかかりが良いんじゃないかとぼくは思っています。
とりあえず共感してしばらくレギュラー入れてみたって方がいたら結果を教えてください。お待ちしています。
(注意)この記事はあくまでも僕個人の推測で書いてありますので、レギュラー使用の際は自己責任でお願いします。
てめぇのブログ観てレギュラー入れたら壊れた!なんて言われても責任もてませんよ。